
製作期間 | 1日間 |
使用したツール | Figma |
依頼内容 | A2ネクスト様ロゴ制作(合わせてチラシ・名刺・ホームページもご依頼いただきました) |
- 制作目的
- シニア向けPC教室の信頼感を伝える
- シニア向けPC教室の信頼感を伝え、電話問い合わせへ直結
- ターゲット
- 60〜75 歳前後
- インターネット閲覧や基本操作は可だが活用方法が分からない層
- 大手教室の画一的カリキュラムに馴染めなかった経験者
- トンマナ
- 親切、丁寧
- 親しみやすい
- 楽しい雰囲気
- やからかい、落ち着くイメージの色味

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ブランドコンセプト&シンボル設計
シンプルかつ強い認知を生む2色構成
ロゴは「ソフトブルー」と「ビビッドイエロー」の2色のみで構成し、極力無駄を削ぎ落としたミニマルデザインを実現しました。ブルーは安心感と信頼性を視覚的に訴求し、イエローはエネルギーと行動力を象徴。二色のコントラストを最大限に活かすことで、名刺やチラシ、Webなどあらゆる媒体で一目でブランドを特定できる視認性と記憶定着を強化している点が最大のポイントです。
挫折からの再起を示す“イエローリボン”シンボル
ロゴ中央に配置した黄色の曲線モチーフは、学びの過程で一度失敗しても再び立ち上がるポジティブなメンタルモデルを表現しています。柔らかな曲線で安定感と動きを同時に演出し、高齢の学習者にも安心感を与えるとともに、再挑戦を促す覚醒効果をデザインに組み込んでいるため、視覚的に訪問者の背中をそっと押す役割があります。
“A2ネクスト”の融合で学びのステップを可視化
「A」と「2」を立体的に重ね合わせたロゴ構造は、“ネクスト”や“次のステップ”というブランドメッセージを直感的に示します。文字情報と図形を一体化することで、学習の循環性と成長の継続性を同時に可視化。モノのサイズを縮小してもブランド名として認識されやすく、名刺のような小さなスペースや看板サインなど多彩な用途展開でも効果を損なわない設計を心がけました。
デザインについて
参考にしたInternet ExplorerブルーでPC教育を直感的に想起
ベースカラーには往年のInternet Explorerのブルーを参考にして、PC操作やインターネット学習をイメージさせるビジュアルを実現しました。ブルーのトーンを調整することでやわらかな印象を与えつつ、シニア層の視認性を確保。ITリテラシーに抵抗を感じるユーザーにも親しみやすく、教室での学びへの心理的なハードルを下げる配色戦略を打ち出しています。
親しみやすさを支えるカラー心理とフォルム
ソフトな丸みを帯びた曲線と2色配色は、“親切・温かさ・気軽さ”を象徴。青い曲線は懸け橋となるイメージを、黄色い曲線は希望と再起の象徴を表し、両者が交差するフォルムによって“共に学び成長する”ダイナミズムを演出します。さらに、高齢者の視認性に配慮し、色のコントラスト比をWCAG基準以上に設計。視覚的ストレスを軽減し、長時間の使用でも疲れにくい使い勝手を追求しています。